News
最新ニュース

アナログを卒業したら、会社の一体感が高まった

【目次】
会社名:株式会社ひしや三島プラザホテル
RECOG利用人数:79名
事業内容:ホテル経営
RECOGを導入した背景
~RECOGの導入背景や導入する前に課題に感じていたことはありますか?~
紙からデジタルへ移行。20年続く文化の発展を目指して
もともと会社独自のサンクスカードを、約20年以上運用していました。しかし、手書きの内容を一つひとつ確認して毎週集計するのは、なかなか大変な作業でした。そこで、「デジタル化を進めよう!」と考えたときに名前が挙がったのが、アプリで称賛を伝えるRECOGでした。
これまで私たちは、外部の方を招いた講演会や「ありがとう研修」を実施するなど、感謝の文化を育んできました。互いを褒め合うことや「ありがとう」を大切にする会社方針と、RECOGのコンセプトがマッチしていることから、社内で導入の賛同を得るのはとても早かったです。
実際に使ってみてUIのわかりやすさや使いやすさは、RECOGの大きな魅力の一つだと感じています。レターを受け取った際や拍手をしたときに出る紙吹雪は、可愛らしいデザインで若い世代のスタッフからも好評です。

RECOGの運用状況と体制
~どのようにRECOGを活用されていますか?~
使い勝手の良さから、なくてはならない存在に
紙のサンクスカードを長年使っていたことから、RECOGでも同じようにレターを贈り合えています。むしろ、以前よりも気軽に感謝が伝えられるようになり、RECOGはすっかり社内の文化に根付いた存在です。
また、レターを贈る以外には、宴会の予約表を確認するほか、業務連絡といった幅広い用途で活用しています。特にトーク機能は、個々のやり取りやグループでの情報共有などで大いに役立っています。プライベートで使用するメッセージツールのやり取りと切り分けることで、仕事とのメリハリをつけられていると感じます。また、部署を問わずグループに入れることで、それぞれの考えや意見を自由に発信できる雰囲気です。
お客様と接客することが多い仕事のため、自分の好きなタイミングでRECOGを利用できるよう、特に運用ルールは決めていません。例えば、営業部の社員は、貸与している社用のスマートフォンからログインして利用しています。それ以外のサービス部門のメンバーは、部署ごとに付与されているiPadからいつでも内容を確認できる状態です。創業130年以上で老舗と言われる弊社は、アナログな業務が数多くありました。そこでRECOGをきっかけに、年齢を問わず全社員がITに触れ、システムに慣れていく機会をつくっています。

RECOGを導入後の効果
~RECOGを導入して感じられた効果や、エピソードなどはありますか?~
職種を越えたコミュニケーションを実現するプラットフォーム
RECOGを活用するようになってから、社内のコミュニケーションが圧倒的に増えました。そもそもホテル経営は、レストラン・調理場・パティシエ・宴会・ウェディング…と多くの部門に分かれていることが特徴的です。これまでは他部署の仕事内容やメンバーの活躍ぶりを知る手段はありませんでしたが、今はRECOGで細かく知ることができます。これは些細な感謝や会社へ貢献した行動を、気軽に伝えやすいRECOGならではの魅力だと感じています。普段の業務では直接的な接点がないメンバーも多いのですが、RECOGを通すことで新しい交流が生まれています。
やはり「活躍が認められている」という実感は、仕事の大きなやりがいの一つになっているのではないでしょうか。自分の良い行動を知ってもらうのが、嫌な人なんていませんから。一緒に働く仲間の人となりを知ることで、互いをリスペクトし合う好意の循環が生まれていますね。さらにほかの誰かが褒められている内容を見ることで、「自分の行動も変えてみようと」と良いサイクルへとつながっています。
ほかには、表彰の際にもRECOGをうまく活用できていますね。私たちは年に1度、スタッフの頑張りを称える表彰を行なっています。導入前は、サンクスカードを多く出した方のみを発表していました。しかし、導入後からはレターを贈った数に加え、もらった数や内容も参考にして表彰しています。これは以前までのアナログ管理では難しかったデータを、簡単に抽出できるようになったからです。今まで表彰を逃してきたスタッフにも、スポットライトを当てることができるようになりました。
今後取り組んでいきたいこと
~今後取り組んでいきたいことはありますか?~
皆が前向きに働く環境を整え、感謝の文化の推進
これまでは部署ごとの業務連絡や報告を、社内掲示板に紙で張る方法を取っていました。それがデジタル化によって、余計な手間を減らすことができています。この気軽に情報共有できるメリットを活かし、バーベキューやお花見などの社内イベントの参加募集をしたいと考えています。デジタルなやり取りをきっかけに、仕事以外のリアルなコミュニケーションにもつなげていけたら嬉しいですね。また個人的には、コロナ禍でストップしていた社内報の「社長だより」というコラムも復活させたいと思案しています。
導入初期と比べて徐々に使用用途の幅は広がっていると感じますが、もっと活用したいと思っています。レターを贈ることを仕事の義務にせず、遊びの一つとして楽しんでもらえるよう、今後は推進委員会などの立ち上げも検討中です。そのほか導入後に気づいた課題もあるので、今後CSのサポートを受けながら改善していきたいと思っています。もっと多くの社員に使ってもらえるよう、弊社も引き続き努力していく所存です!

