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2022.07.26RECOG

離れていても心は一つ。褒め合う気持ちが育む”帰属意識“の大切さ

エンターテインメント事業や飲食事業、温浴事業と幅広く事業展開している株式会社晃商。“ココロをみがき、明日をつくる。”を理念に、お客様に最高の時間をお届けしたいという思いから全従業員が一丸となってすべての仕事を「みがき」続けています。そんな株式会社晃商様では、RECOGの前身であるホメログの時代からシンクスマイルの社内コミュニケーションツールをご利用いただいています。導入以降、エンゲージメントスコアの向上にも繋がっている活用の秘訣に迫ります。

【目次】

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会社名:株式会社 晃商

RECOG利用人数:293名

事業内容:エンターテインメント事業、フードサービス事業、スパ事業、ファーム事業

会社HP:https://www.k-kosho.co.jp//

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RECOGを導入した背景

~RECOGの導入背景や導入する前に課題に感じていたことはありますか?〜

横の繋がりを感じる帰属意識を養いたい

弊社では2016年の2月にRECOGの前身であるホメログを導入しました。導入のきっかけとなった一番の課題は「帰属意識を養いたい」という思いからです。

弊社は店舗展開型のサービス業を行っており、出店地域が東北から、北陸、東京、東海、近畿と本州の中で点在しています。このように店舗同士が離れていることによって、お互いの店舗でどんな人が働いているのかわからないという問題を抱えていました。横の繋がりが生まれないため、株式会社晃商の社員ではあるものの、実際に働いているメンバーは「○○店に所属している」という感覚の方が強く、会社に所属しているというより店舗に所属している意識に陥ってしまっていました。

そんな状況下で「自分は株式会社晃商の社員なんだ」ということをもっと感じ取ってもらうために、株式会社晃商のメンバー同士が気軽に交流できるシステムが必要でした。

また、その時点でも既に社内報の発行などに取り組んでいましたが、もっと各個人が自由に発信できるツールがあれば面白いのではと思い、導入に至りました。

RECOGの運用の状況と体制

~実際はどのようにRECOGを活用されていますか?〜

唯一無二の”社内発信ツール”として

全員月1回はレターを贈りましょう、というルールで運用しています。ひと月に一度、5分、10分の時間をかけて、仲間に対して感謝を贈る……それすらもいやだと思っている人は社のメンバーとしていかがなものか、という考えからそのような最低限のルールを定めました。

せっかくRECOGという素敵なツールがあるのだから、人としてちゃんと感謝を伝えてほしい、社内にポジティブな発信を生んでほしい、という思いですね。

また、RECOGで贈られたレターの中から、毎月参加メンバーの投票によりベストレターを選出しています。更にそのベストレターの発表もRECOGを通じて行っていますね。受賞者には記念品としてお菓子を贈呈しているんですが、その贈呈の様子も自主的にRECOGに投稿してくれる等、社員みんなでいい使い方ができているなと思います。

他にも拠点から企画の相談や商品アイデア募集、アンケートを募るといった使い方もされています。

歓送迎会などのイベントの様子を発信したり、おすすめの自己啓発本を皆に聞いている社員もいたりと、かなり自由に使っています。「みんなに意見を聞いたらいいんじゃない?」ということがあればRECOG の掲示板を使ってやりとりされていることが多いです。

今はもう、お互いの感謝や活躍を見るためだけでなく、社内の発信・コミュニケーションツールとして唯一の存在になっています。

事業部間の交流活性化に繋がった

RECOG導入前は、エンターテインメント事業と飲食事業といった別事業部の社員同士はお互いの顔を知ることすらほとんどなかったんです。店舗責任者などの幹部同士の交流はありましたが、その他の社員が横のつながりを作れるようになったのはRECOG導入以降ですね。

今では階層別研修を実施すると、初対面でも当たり前のようにお互いの顔を知っていて、「○○店の××さんじゃないですか!」という感じで和気あいあいとスタートできるといったポジティブな現象が起こっています。

また、弊社は転勤があるのですが、転勤するメンバーが転勤先のメンバーのレターを確認して「この人はこんな人なんだ」と、チームの雰囲気を確認してから赴任できるようになったのもプラスの効果ですね。導入前は行ってみるまでわからない状態でしたから。

おっかなびっくり転勤するのとRECOGを通じて転勤先のメンバーの人柄や雰囲気をキャッチし、心の準備をした上で転勤するのとでは全く違いますよね。そういった場面でも有効活用されているというのは導入後に実際に聞いた社内の声です。

RECOGは他の事業部間との交流の場であり、弊社の情報のインフラ、データベースのような存在になっています。

RECOGを導入した後の効果

~RECOGを導入して感じられた効果や、エピソードなどはありますか?〜

会社全体の行動指針のベースに

実は、RECOGの前身であるホメログを導入する前は、社として明確に定めている行動指針がありませんでした。導入にあたって、改めて会社が大事にしているアクションはなんだろう?と考える大きなきっかけになりました。

実際にホメログに設定した10種類のバッジがベースになって、現在の弊社の6つの行動指針に進化しました。

弊社はホメログ導入の1年後に、刷新した理念と行動指針を発表し、そこから理念をベースに組織改革を進めています。RECOGを積極的に活用することで、社内における理念と行動指針の浸透を加速させることができていると感じています。

“ホメ合う”姿勢が社員の視座を高めた

導入して分かったのは、褒めたり称賛したりする行動は大事だと感じていたけれど自信を持って行動できなかった社員が多くいたこと。彼らはホメログ導入をとても喜んでくれましたね。

他にも、複数の事業を展開する中で、メイン事業に関わっていないことをネガティブに捉えていたメンバーが少なからずいたのですが、どの拠点でもどの役職でもフラットなシステムであるホメログの導入によって、自分たちの行動を正しくアピールし、自分たちでスポットライトを当てることができるようになり、「メイン事業のメンバーと同じフィールドで仕事をしているんだ」という意識に変われたのがすごく嬉しいという声もありましたね。

弊社のメイン事業のメンバーも、1、2拠点でやっているスモールビジネスに携わっているメンバーも同じフィールドで繋がれるというこのシステムのメリットを感じてもらえたのは、非常にポジティブな展開だったと感じています。

RECOG導入は確実にエンゲージメントスコアが上がっている要因にもなっていると思います。もちろんRECOGを導入したから万事解決!とはいきませんが、エンゲージメントスコア改善のためにいろいろ手を打っていく中でも、影響力の大きな施策になっています。ホメログの時代から、弊社ではこのシステムを”K’ocoro gift(ココロギフト)”という独自の呼称で呼んでいるのですが、今や弊社においてK’ocoro gift(ココロギフト)無しの経営は考えられないですね。

今後取り組んでいきたいこと

〜今後取り組んでいきたいことはありますか?〜

複数拠点をつなぐ重要なハブとなるRECOG

RECOGは、店舗展開ビジネスをされている、あるいは各拠点が離れている企業とはとても相性のいいツールだと思います。例え拠点の数が多くなくても、2拠点以上ある企業ならおすすめしたいですね。たった2拠点だけでも、毎日交流するのは難しいものです。

日常的に交流できて、お互いの様子が分かり、離れているメンバーの活躍が見えるのはエンゲージメントを高める上で有効だと感じています。

これからもRECOGを通じて離れているメンバー同士をつなげ、心を一つにし、帰属意識を養いながら、よりよい会社の未来作りに取り組めたらと思います。

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