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2023.12.19RECOG

ゼネラルマネージャーの意味 ・役割とは?必要なスキル・求められる能力/仕事内容や育成方法を解説


【目次】


ゼネラルマネージャーという言葉は、スポーツ界、特に野球でよく耳にしたことがあるのではないでしょうか。

アメリカやヨーロッパの企業では重要な役職・ポジションを担っています。

日本ではあまり馴染みのない言葉ですが、日本語での意味では組織全体を統括する立場である統括部長や支店長、所長などにあたります。

単に上の職というのではなく、監督責任や経営判断、人材配置など企業の経営統括に大きな役割をもつ立場であり、社長や経営陣など企業のTOPが考えだした経営戦略を実行するのがゼネラルマネージャーです。

したがって、マネジメントと言っても現場の最高責任者にあたる重要な役割を担っているだけに、適任者の選定には慎重な判断が必要です。

本記事では、ゼネラルマネージャーに必要なスキルや求められる能力などを解説いたします。

ゼネラルマネージャーの意味・役割とは?

日本でゼネラルマネージャーというとプロスポーツでよく知られています。例えば、野球球団のゼネラルマネージャーは、チーム編成についての権限を持っていて、広く経営的な視野でチーム全体をマネジメントするのが役割です。監督やコーチ陣を採用して、チームの成績をあげる体制づくりをするなど、人事や営業などのチ ーム運営を取り仕切ります。

したがって、スポーツ界でのゼネラルマネージャーは球団経営の総責任者なのです。

企業におけるゼネラルマネージャーも、このスポーツ界でのゼネラルマネージャーと同様に、経営層に近い位置の管理職です。経営層が立案した企業全体の経営計画を実行に移す現場の最高責任者であり、人材の適材適所への配置や採用なども行い、経営層と従業員の間をつなぐ重要な役割を担っています。

社長・部長・マネージャーとの違い

社長・部長・マネジャーはそれぞれ企業内で重要な役割を持ちリーダーシップを発揮することを求められていることは共通しています。

社長

社長は企業の最高責任者です。

経営戦略の策定から実行、事業計画の策定や財務会計、人事、マーケティングと企業のすべての業務を統括し決定権を持っており、経営全般の責任を負う立場となります。

部長

企業内の部を統括する役職です。

部内の目標設定、達成、予算管理や人材育成など部の最高責任者として部の運営を担います。

マネージャー

部内で編成される特定のチームやグループを統括し、業務運営を統制する役職です。

チームやグループの目標設定や達成、業務計画や実行とそのためのチームワークの向上や人材育成を担います。

それぞれが位置するところでの最高責任者となりますが、その中でゼネラルマネージャーは「マネージャー」と言ってもチームやグループでの責任者ではなく、企業のマネージャーとしての役割を担っています。

つまり、すべての目標設定や達成、予算管理や人材の配置や育成などの全責任を担う立場です。

ゼネラルマネージャーが必要な理由とは?

社長がいて、部長やマネージャーがいれば、ゼネラルマネージャーという役職は不要なのではないかと思うかもしれませんがそうではありません。社長を含め経営層が打ち出した計画を企業内で実行していく舵取りをすることができるのがゼネラルマネージャーです。

ここからはゼネラルマネージャーがなぜ重要なのか解説していきます。

事業計画を実行する

企業内で事業計画を実行するにあたり、その経営戦略を熟知した上で計画を実現するために各部署へのマネージメントをしていきます。

組織の統括

企業の目標をさらに各組織、各部署にて目標を定め、それに向かった道筋を作り出し、その道筋が企業への目標達成に結び付くようにコントロールをしていきます。

人材育成

何といっても企業の発展にとって最も重要なことは「人」です。企業にとってどのような人材が必要なのかを一番に把握し、その上で採用だけではなく、採用をした人々を企業の発展のために育成していきます。

経営環境が多様化する現代において、経営戦略を現場で実行し、組織全体を統括するゼネラルマネージャーの役割はますます重要になっています。

計画の立案だけでなく、それを現場で具体的に実行する存在が必要なのです。

ゼネラルマネージャーの仕事とは

ゼネラルマネージャーの主な仕事とは、経営層が策定した企業の経営戦略を実行に移し、組織全体を統括し目標達成に導くことです。そのため、経営層と従業員を繋ぐ架け橋にもなります。

ここからはゼネラルマネージャーの具体的な仕事を解説します。

経営戦略の実行

経営層が作成した経営戦略を実行するために、組織全体での計画を打ち出し、他マネージャーや部長を通し各部署におろしていきます。

組織の統括

企業全体が効果的に動き、目標を達成できるように各部署の連携を図り、組織全体のパフォーマンスを向上させて結果に結び付けていきます。

人材の育成

経営戦略を実行し成功に導くには、現在および将来の企業の発展に必要な人材の育成が重要です。これには、適切な人材を適所に配置し、長期的な人材開発を行うことが含まれます。

ゼネラルマネージャーに求められるスキル・能力とは?

ゼネラルマネージャーは、企業の経営を左右する重要な役職です。そのため高い能力とスキルや経験が求められます。

ここでは、主な5つのスキルを紹介します。

経営層の立場で判断ができる力

経営層の立場で判断できる力には、「経営戦略の理解」と「企業全体を見る視野での思考力」が必要とされます。経営層は企業の経営を一番に考え、経営戦略を実行をするのがゼネラルマネージャーの役割です。

したがって、経営戦略を理解していなければ経営層の考えとのずれが生じてしまいます。

また、実行するにあたっては企業全体を見た上で経営戦略を成功させるための課題を的確に把握し、解決に導いていく必要があります。

目の前の課題を解決するだけではなく、経営層の立場での長期的な視点にてリスクを踏まえた上での決断をするという力も必要です。

人材を適材適所に配置できる力

経営戦略を成功させるには、組織の目標や課題、従業員のスキルや能力を把握し、人材の配置や役割を決定する力が必要です。人材を適材適所に配置するのは企業としても従業員としても、さらに力を発揮できるかに関わります。

それゆえに、ゼネラルマネージャーが各部署において適材適所である人材を配置できるかが企業の経営戦略の成功へ導きます。

論理的思考力

ゼネラルマネージャーには論理的思考力も必要です。その中でも「問題解決能力」「意思決定能力」が求められます。ロジックを駆使し、問題を正しく理解し、原因を特定し適切な解決策を導き出す力です。

そして考えるだけではなく、それを指示する立場でもあるため、筋道を立てて相手にわかりやすいように伝えることができるかが重要です。

コミュニケーション能力

ゼネラルマネージャーは経営層と従業員の橋渡しをする立場でもあります。

したがって、人との関わりが多くコミュニケーション能力があるかは重要なポイントとなります。

ここで必要なコミュニケーションとは、以下3つです。

1.傾聴力

ゼネラルマネージャーは、部下や従業員、顧客や取引先などさまざまな人の話を聴く立場です。傾聴力はコミュニケーションの基本であり、人間関係を円滑に進めるためには欠かすことができません。

傾聴力を高めることで、信頼関係の構築ができ、問題や課題を把握し、解決策を導き出すことができます。

2.説明力

ゼネラルマネージャーは、経営戦略や事業計画、部署の目標などを従業員にフィードバックする必要があります。

また、顧客や取引先にも企業の代表として説明をする場面も多くあります。

したがって、相手に分かりやすく理解を得られるように説明をする力が必要となります。

3.交渉力

ゼネラルマネージャーは、企業内、企業外で顧客や取引先と交渉をする場面が多くあります。交渉がうまくいくかいかないかで、企業に大きく影響を与える立場でもあります。

交渉力があることで、信頼関係を構築し相手と合意点を見出し、良い関係を築くことができます。

組織・チームをまとめる力

ゼネラルマネージャーは組織を統括する役割を担っています。したがって、組織やチームをまとめる力が必要となります。

その行動としてあげられるのは、以下3つです。

1.企業の経営戦略に沿った目標を共有する

経営層の経営戦略を行動に移す立場であるゼネラルマネージャーは、そのための目標を企業内で共有する必要があります。

それを共有することで、組織やチームが同じ方向に進み、目標達成ができます。

2.コミュニケーション能力

組織やチームをまとめるには、良い距離感でのコミュニケーションが必要となります。自分の考えや意図をしっかりと相手に伝えるためにもコミュニケーション能力は大切です。

また、相手の話しを聴き理解することで問題解決ができたり、相手のモチベーションを高めることができます。

3.リーダーシップ

ゼネラルマネージャーは組織の最高責任者でもあります。組織を同じ方向に進めさせていくリーダーシップは必須です。

ゼネラルマネージャーの育成方法

ゼネラルマネージャーは企業の経営を担う重要な役職です。

したがって、ゼネラルマネージャーになるためには、知識やスキルを身につけ、経営者としての資質を養う必要があります。そのためには適切な研修を受け学ぶことが必要です。

ここでは、主な育成方法を紹介します。

社内研修を行なう

ゼネラルマネージャーとしての行動や考え方の模範となる人物がいる場合は、その人が講師となり研修を行なうことが望ましいです。

ゼネラルマネージャーがいない場合は、外部講師や専門家に研修を委託するといいでしょう。外部に委託した場合はコストがかかってしまいますが、研修を受けることで企業内での優れたゼネラルマネージャーを育成できれば、次はその人が講師になり企業内のゼネラルマネージャーを次々に育成していくことができます。

そのため、結果的に費用対効果に見合うでしょう。

外部に委託する場合は企業の業種専門の人を講師にすることをおすすめします。

研修の具体例としては下記の内容があげられます。

・経営戦略の立案・実行

・事業戦略の立案・実行

・組織マネジメント

・リーダーシップ

・コミュニケーションスキル

・問題解決スキル

企業のニーズに合わせた研修を実施し、研修後のフォローアップも行なうことで学んだことを定着させるまでが重要です。

経営層・他マネージャーと定期的に意見交換を行なう

ゼネラルマネージャーは、企業全体を取りまとめる重要なポジションです。経営戦略を実行する立場であり、その決定権をもつことでゼネラルマネージャーとしての能力が発揮できます。経営層の考えと、従業員をまとめる立場のマネージャーの考えにずれが生じないよう、意見交換の場を設け方向性を定めるのもゼネラルマネージャーとしての力量が試されます。

したがって、ゼネラルマネージャーは部署を超えた横断的なコミュニケーションが必要であり、それができるかが適任の判断に繋がります。

意見交換の具体例としては下記の内容があげられます。

・経営方針や戦略の共有

・各部署の状況などの情報共有

・意見交換により問題解決や意思決定を促進する

そのためには、ゼネラルマネージャーとして目的や目標を明確にしていなければなりません。

また、意見交換がしやすく誰もがオープンマインドで臨める場にするのもゼネラルマネージャーの力量にかかっています。

このように企業の組織のマネジメントをすることが、ゼネラルマネージャーに求められることです。

ゼネラルマネージャーを最大限に活用するには?

企業の経営全般を統括する役割を担うのがゼネラルマネージャーです。その役割を十分に発揮するためには、役割だけではなく責任も明確にする必要があります。明確にすることにより、自分が何を期待されどのような成果を出さなければならないのかが理解でき行動することができます。

また、ゼネラルマネージャーの中でも得意不得意な業務があります。経営戦略の立案、実行、組織のマネジメントなど多岐にわたる役割がある中で、ゼネラルマネージャーの能力を発揮できる環境を整えることでモチベーションは高まります。

そしてゼネラルマネージャーをサポートする仕組みも構築することで、組織全体の活性化に導き企業全体を向上させる役割を果たします。ゼネラルマネージャーの役割と責任を明確にし、能力やスキルを把握しモチベーションを高め、サポートする仕組みも整えることで、企業はゼネラルマネージャーを最大限に活用していくことができるのです。

まとめ

戦略を立てたからには企業全体が同じ方向で成功に進む必要があるため、経営層と従業員の懸け橋となり成功まで導くゼネラルマネージャーは組織に不可欠です。

企業の経営を左右する重要な役職であるがゆえに、ゼネラルマネージャーは高い能力とスキルや経験が求められます。

人材を適材適所に配置できる力や組織・チームをまとめる力を持ったゼネラルマネージャーを育成するためにも、企業側は社内研修や定期的な意見交換をできる場を設けましょう。

また、ゼネラルマネージャーをサポートする仕組みを構築することで、彼らの力を最大限に活用できるでしょう。

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