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2022.06.06RECOG

「称賛」による繋がりは、完結しない関係性のはじまりでした。

働き方改革や新型コロナウイルス感染症の流行による影響でテレワークの導入を進める企業が増加傾向にある昨今、ますます需要を高めているのが業務を円滑に進めるためのさまざまなシステムです。 今回は、ITインフラをメインとしたソリューションを提供するアルファテック・ソリューションズ株式会社様におけるRECOG推進グループの施策や、RECOG活用法についてお話を伺いました。

【目次】

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会社名:アルファテック・ソリューションズ株式会社

RECOG利用人数:338名

事業内容:ITインフラ及び情報系アプリケーションシステムの企画・設計、開発・構築、導入・展開、保守・運用ITシステムに関するハードウェア/ソフトウェアの販売会社

HP:https://www.alphatec-sol.co.jp/

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RECOGを導入した背景

〜RECOGの導入背景や導入する前に課題に感じていたことはありますか?〜

欠けていたのは「認め合う」文化

弊社ではかねてよりセクショナリズムについて課題を抱えており、その解決策を模索する中で、人を認め称賛する文化が欠けているのではないかということに気付きました。

この現状を打破するため、社員にアンケートを取ったり、積極的に社員の声を聞く場を設けたりといった施策を行なっていましたが、コロナ禍によりコミュニケーションが希薄になったことで課題解決はさらに困難になりました。

そんな中で称賛によるコミュニケーションツールがあることを知り、シンクスマイルさんであれば導入後もしっかりとフォローをしていただけそうだなと感じたため、RECOGの導入を決めました。

RECOGの導入はトップダウンだったため、当時の現場の反応は積極的な意見と、慎重な意見の両論に分かれていました。

慎重な意見としては、「えこひいきに繋がるのではないか」「スポットライトが当たる人と当たらない人とで差が生まれてしまうのではないか」といったものがありました。

会社の売上に直結しないものに対してコストをかけることに賛同を得られるかどうか心配する声もありました。

さらに若手からは、「目上の方に対して称賛することが少しおこがましく感じる」という不安も生まれていました。

一方で、「自分の仕事を認められることで成長意欲がわき、進むべき方向もクリアになる」という期待や、「コミュニケーションを活性するためにもぜひ入れたい」という賛成意見も多数ありました。

そのような意見をまとめ、円滑に導入を進めるために結成したのが、RECOG推進プロジェクトチームです。

RECOG推進プロジェクトチームは、20~50代の各年代から選出された6~7名のメンバーから成る、RECOG運用の核を担う存在でした。

RECOG推進メンバーにはRECOGを社内に浸透させるためのキーパーソンとして、例えばRECOG導入時の反応や意見を集める役割であったり、率先してレターを贈る先駆者としての働きだったりと、さまざまな場面で動いていただきました。

RECOGの運用の状況と体制

〜実際にはどのようにRECOGを活用されていますか?〜

仲間や社長、そして企業を知るきっかけに

RECOG導入後にまず効果を実感したのは、投稿機能を利用した社長ブログへの動線としての役割でした。

社長ブログは、社長をより身近に感じて欲しい、話したいけれど話しかけられないという人を減らしたいという想いから始まったものです。

RECOGの投稿機能によって、RECOGとブログを行き来できる動線を作ったことで、ブログの閲覧率とRECOGへのアクセス率の両方を同時に上げることができました。

もちろん、当初の目的であった称賛や認め合う文化を作るためのツールとしても活用しています。

RECOG導入前は、誰かを称賛することや感謝を伝えることに気恥ずかしさを感じている人も多かったのですが、RECOGのシステムや使用感のおかげで、そういった意見は徐々に解消されているようです。

また、人と人との繋がりや称賛がRECOGによって可視化されるようになったことで、コロナ禍で希薄になっていたコミュニケーションの課題解決にも好影響を与えていると実感しています。

RECOGを導入した後の効果

〜RECOGを導入して感じられた効果や、エピソードなどはありますか?〜

称賛を通じて新たな発見が生まれる

RECOG導入後は、 部門のアピールがしやすくなったと感じています。

今までは各部門でどのような仕事をしているのか、どのような形で企業活動に貢献しているのかをアピールする場が少なく、他の部門に興味関心を持つきっかけもありませんでした。

しかし、RECOGの投稿機能によって部門のアピールがしやすくなったことで、社員の関心が以前よりも活発になりました。

また、レターの文章は可能な限り具体的に「どのような言動に対しての感謝なのか」を書くようにしていだいているので、そのレターを読むことによって人の動きや他部門の活動を知ることができるようになりました。

さらに、他者のレターに対して拍手をすることで、自分自身がレターを贈らなくても称賛の参加者に加わることができる点は、称賛をより身近なものにしてくれています。

現在弊社では、RECOGの利用対象を正社員から協力会社まで広げています。

面と向かって感謝を伝える気恥ずかしさがあったり、そもそも伝える場自体がなかったりと、これまで欠けていた称賛文化がRECOGによって生まれていると感じています。

事業を推進するうえで協力会社との連携は不可欠です。

RECOGは、弊社と協力会社の双方に嬉しい影響を与えてくれる大切な存在になっています。

バッジの効果

〜RECOGのバリューバッジの運用に関して教えてください〜

現場の声に基づいた、社員目線のバッジ作り

バリューバッジは、現場の声を知るRECOG推進メンバーの意見に基づき、どのような形でフォーカスされると嬉しいかを重視して作成しました。

また、レターを贈る際のバッジ選びで迷わないように、心理的ハードルを下げるという取り組みもしています。

~バッジの効果に関して感じていることはありますか?~

レターを贈る際に必ずバッジを選ぶアクションがあるため、レターを贈る側は「何に感謝しているのか」を再認識することができ、受け取る側は「自分では気付いていない潜在的な強み」を知ることができるという効果を感じています。

また、他者がどのような称賛を受けているのかが可視化されることで、称賛に対する意欲や仕事へのモチベーションがわきやすくなったという意見もよく耳にします。

今後取り組んでいきたいこと

〜今後取り組んでいきたいことはありますか?〜

さまざまな課題解決の鍵として

コロナ禍によってテレワーク主体の働き方が進む中で、社員のエンゲージメント向上や新入社員のオンボーディングなど複数の課題があります。

そのような課題を解決するためのアクションの一つとして、上手くRECOGを活用していきたいと考えています。

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